この夏、橋下氏(日本維新の会)の従軍「慰安婦」発言を許してはならないと、日本軍「慰安婦」被害者が暮らす「平和のウリチブ(我が家)」を訪ねて、金福童(キム・ボットン)さんと懇談してきました。
14歳の時、挺身隊として「軍服をつくる工場に」とウソをつかれて連行され、軍隊の慰安所につれていかれました。その後、軍隊とともに移動、「死にたくても死ぬことができなかった」と悲痛な体験を話してくれました。
終戦になったら、「慰安婦」を隠すために「看護婦」としてしばらく働かされたと語っていました。
キム・ボットンさんは、「慰安婦問題の解決のために、一刻も早く、日本政府は責任を認めて謝罪をしてほしい、無念の犠牲を強いられたということを分かって欲しい」、また、安倍内閣が戦争への反省もなく、国防軍をつくるために憲法改悪を行おうとしていることに、怒りを訴えていました。
(写真)日本軍「慰安婦」問題が掲載されている赤旗日曜版を紹介しながら懇談。赤旗新聞を持っているのは日本軍「慰安婦」被害者裁判支援の運動をしている通訳・一橋大学などで非常勤講師・梁澄子(ヤン・チンジャ)さん。